「さぁ、我が子の記録を撮るぞ!」とカメラを片手に元気よく飛び出していきたいところですが、その前にカメラの設定などの準備を終えておきましょう。

記録用のメディアをカメラに入れずに撮影していて、あとで妻に怒られたなんてことがないようにしてください。私は三回ほどやりました。いまではカメラを向けると、子供からも「パパ、メディアはいってるの?」と注意されるほどです。せっかく撮った写真をキレイに残すためにも、お出かけ前と撮影前には入念にチェックしてください。

■デジタルカメラの準備をチェック!

・電池の残量の確認をします。電池の予備もワンセットは用意しておきましょう。
・記録メディアが入っているか、残り撮影枚数は何枚あるかを確認します。
・デジタルカメラの電源のスイッチはちゃんと入るか? 故障はないかを確認します。
・デジタルカメラの日付・時間の確認をします。
・記録モードの確認をします(画像サイズ、画質モード、フラッシュ、AFモードなど)。
・試し撮りで撮影し、液晶ファインダーで画質を確認します。


■記録モードの設定方法

デジタルカメラでもフィルムカメラでもどういう風な感じで撮影するかをカメラに設定してあげないといけません。人間のように脳の中で自動的に補正するなんて事は機械にできないからです。でも、一度設定してしまえば、後は微調整だけで済みます。カメラに詳しくない妻に渡して、子供と撮影なんてことも可能です。ここでは我が家の愛機「EOS kiss デジタルX」を使って解説します。

【撮影モード(機種によっては「仕上がり設定」などとも呼びます)】
オート、ポートレート、風景、夜景、スポーツ、クローズアップなどの設定があります。人物撮影ならポートレートです。わからない時はオート(全自動モード)でも大丈夫です。

【露出】
簡単にいうと明るさです。写真は陰影で写すものなので、光と影のバランスが大切になります。露出を決めるのは絞りとシャッター速度です。

 1、絞り
人間の眼でいうところの瞳孔の役割をしてくれ、入ってくる光の量を調整します。絞りを大きくすると光の量が増加し、絞りを小さくすると光の量が減少します。絞りを小さくするほど近くから遠くまでピントが合って見えます。絞りを大きくするほどピントの合って見える距離が狭くなるのです。単位は F1.0などと表示します。F1.0→F1.4→F2.0→F2.8→F4.0→F5.6の順番で、右にいくほど絞りが小さくなります。人物を明るめに撮りたいなら「F2.0」くらいの設定がいいです。面倒な人はオート設定でも大丈夫です。

 2、シャッター速度
シャッターの開け閉めでカメラの受光部に当たる光を遮断して画像の焼付けをします。その開いている時間をシャッター速度といいます。シャッター速度遅いと、光の量が増加します。シャッター速いと光の量が減少します。シャッター速度が早いほど、被写体の動きを止まったように撮影ができます。単位は秒表示で1/60→1/125→1/250→1/500→1/1000 という順番で、右にいくほど速度が速くなります。これはもう腕次第です。カメラのしっかり持つホールドに自信がないひとは低めの設定か、オート設定でいきましょう。

【記録画質】
ファイン、ノーマル、RAWなどの記録する画質とサイズ(S・M・L)を選びます。子供の撮影ならJPEG方式対応のLファインかMファインでOKです。

【AFモード】
ワンショットAF(固定被写体向け)/AIサーボAF(動く被写体向け)/AIフォーカスAF(ワンショット+AIサーボ機能)の三種類がありますが、もう迷わずに両方に対応できるAIフォーカスAFに決定です。

【ホワイトバランス】
デジタルカメラには室内なのか、屋外なのか判定できるシステムはありません。なので、蛍光灯の下での白色はこうですとか、晴天の下での白はこうだと決定してあげないといけません。撮影場所によって「太陽光」や「白色蛍光灯」などを選んでください。もしくはオートでもOKです。

【ISO感度】
ISO感度とは光を感じる能力を数値化した単位です。数値が高いと感度が高く、数値が低いと感度が低いということになります。ISO感度を上げると少ない光で撮影ができるため、暗い場所などの撮影にはつかえますが、上げるほど画質が荒くザラザラとした感じになります。ISO100→ISO200→ISO400→ISO800 という順番で設定できます。普段の設定は「ISO100」で充分です。

【ドライブモード】
1コマ撮影/連続撮影/セルフタイマーの設定をします。通常は1コマ撮影の設定でOKです。



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